自動車保険 強制保険と任意保険

自動車保険には、必ず入らなければいけない「強制保険」と、加入するか否かを選択できる「任意保険」があります。

「強制保険」とは、新車登録時および車検時に勝手に更新される、『自賠責保険』というものです。

補償金額・範囲がそれほど広くなく、実際に事故に遭遇した場合に金額を賄いきれないことが多いですが、これに加入しないことは“法令違反”を意味します。

「任意保険」は、加入するか否かは選べます。自賠責保険で補償しきれない部分を補填してくれる保険です。

参考サイト：車の保険で損しない方法

この“任意”の意味ですが、加入するかどうかを選ぶ任意というよりは、どの保険に入るかを選ぶという意味で捉えてもらいたいものです。

つまり、加入しない選択肢は基本的に考えるべきでなく、入るにあたっては慎重に自分の状況に合う保険を選ぶべきということですね。

ちなみに、任意保険にだけ入っていたとしても（通常ありえない状況ですが…）、自賠責で補償される範囲の金額は、任意保険では補償されません。

強制保険と任意保険がひとつで自動車保険です。

どちらかが欠けることは、運転者の不利益を招く以外の何ものでもありません。